|
第二章
~歌の神秘~ |
|
上から降りてくる |
小柳 |
ところで、ありささんの歌はどのように作られるのですか? |
むとう |
表現が難しいけど、
上から降りてくる感じ!?赤ちゃんを産む感じに似てる気がする。
正直、曲を書き下ろしてる瞬間のことはあんまりよく覚えてない。(笑) |
小柳 |
なんだが神秘的ですね。そうやってありささんの曲は出来上がるんですね。 |
むとう |
その後、アレンジという作業で生まれたての曲を育てていく感じです。 |
小柳 |
赤ちゃんを産み、育て、しつける・・・。 |
むとう |
また、佐賀の生まれだからか分からないけど、
自分では土臭い感じの音楽好きです。
アフリカ系やレゲエをはじめ、沖縄民謡など、民俗音楽、大好きです。
そうそう、アフリカといえば、去年セネガルに行ってきましたよ。 |
小柳 |
セネガル?アフリカ大陸最西端ですよね。 |
むとう |
アフリカの音楽に自分の五感で触れたくて飛びました。
本当に本能的な音楽&アフリカンダンスに圧倒されました。
余談だけど、英語が全く通じなくて大変でしたよ~!(笑)
そのときの様子は是非皆さんにお伝えしたいですね。 |
|
ゴールのないハードル競争 |
小柳 |
今考えていることや思いとかありますか? |
むとう |
今のわたしがあるのも本当に多くの方々のおかげだと感謝してます。
その人たちにはもちろん、その他の人々や社会に対して歌や絵を通じて応えることができたら嬉しいです。
そのために自分の目標をひとつひとつこなしていく。毎日精一杯生きる。 |
小柳 |
ありささんにとって夢ってどういうものですか? |
むとう |
ゴールのないハードル競争みたいなもの。
ひとつの目標を実現できると、また次の夢が待ってる。
そして、その夢を実現するとまた次・・・と、終わりのないものかな。 |
小柳 |
それでは、最後に皆さんに一言。 |
むとう |
最初に言ったけど、佐賀は「心のルーツ」であり、
佐賀で生まれ育ったことを誇りに今日も歌を紡いでます。
まだまだひよっこですが、よろしくお願いします!
http://www.arisamuto.com/ |
(文責 小柳 正道) |